三佐和ブログ


オアシスⅡからの水分蒸発散量111 2026年07月18日

7月12日から18日までのオアシスⅡからの蒸発散量は3.9㍑/㎡•日、芝生からの蒸発量は2.5㍑/㎡•日、周囲からの蒸発量は1.4㍑/㎡•日、そして給水量は4.1㍑/㎡•日でした。今回は周囲からの蒸発量に変化がなかったのに対して芝生からの蒸発量が若干増えたようです。

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今年の東京の梅雨明けは来週の7月21日だそうです。新宿事務所の室温が25度を超えてきたので、今年もオアシスⅡの設置場所をベランダから室外機の上に移動しました。夏場の西洋芝の弱点は強い直射日光が当たることです。

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何度もブログでお話ししていますがオアシスⅡが設置されている新宿事務所のベランダには、午後1時ごろから直射日光が当たる時間帯があります。給水量が十分であるのに芝生が直射日光に弱いのは、芝生からの蒸発量が周囲からの蒸発量に比べて、芝生独自の蒸発システムがあり直射日光に敏感に反応できないからですね。芝生は25度ぐらいまでの気温であれば直射日光に反応して蒸発量を調整できますが、気温が25度を超えると体力が弱まるからでしょうか、直射日光に対応しずらくなるようです。オアシスⅡで西洋芝を育てるには、、給水量の管理だけでなく夏場の強い直射日光にも気を配らなくてはなりません。7月18日撮影

法蔵院様・大泉寺様訪問 2026年07月16日

昨年の12月末までと今年の3月にブミコン舗装をさせていただいた、台東区谷中にあります法蔵院様と大泉寺様を訪れてブミコンの施工の様子を拝見してきました。法蔵院様のブミコン舗装は12月末まで行われたので寒い時期に発生するエフロレッセンス白華現象が見られましたが、6か月以上経過して白華はほとんど見られなくなりました。

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何度もブログでお話ししましたが白華はブミコンの固化材BGパウダーに含まれている水酸化カルシウムが、水に溶けて空気中の二酸化炭素と反応して炭酸カルシウムになる現象です。ブミコンには無数の空隙があるので空気の通りがよく、冬場に施工すると水蒸気を含んだ土中の暖かい空気が表面に流れ、冷たい表面で水になりブミコンの水酸化カルシウムを溶かして、空気中の二酸化炭素と反応して水酸化カルシウムになります。

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水を浸透させるブミコンは、土中から水蒸気を含んだ空気を大気に送り出す性能を併せ持っています。炭酸カルシウムは接着性が弱いので時間をかけて雨水などで流れ落ちてゆきます。

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大泉寺のご住職様から墓所をブミコンで舗装することで手押し車で参拝にいらっしゃる方も、お墓参りが楽になったようだとのお言葉をいただきました。7月14日撮影 関連ブログ:「大泉寺様ブミコン舗装」「法蔵院様ブミコン舗装7

断熱コンクリートとしてのフローラカスケード 2026年07月15日

浅草寺様の境内に設置されたフローラカスケードでは夏場の設定として4.6㍑/㎡・日の水を灌水しています。そして東京の夏の蒸発散量はおよそ4㍑から5㍑/㎡・日です。

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境内にフローラカスケードを設置させていただき10年以上の年月が経過しました。この10年の間にビオラ、インパチェンスを始めとして様々な植物を育てました。そして四季のある東京では季節に合わせてフローラカスケードで育てている植物への灌水量も調整しています。

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植物を育てる緑化コンクリートとしてのフローラカスケードの機能と灌水計画が、断熱コンクリートとして応用されることが期待されています。何度もお話ししていますが、断熱材は熱量が建物に伝わる時間を遅くすることはできますが、熱量を下げることはできません。建物を水で冷やすことで気化熱の働きを利用して、建物に伝わる熱量を下げることが出来るのです。

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建物の被覆材としての断熱コンクリート、フローラカスケードを通して水を伝えることで、直射日光から建物に伝わる熱量を下げることが出来るのです。また建物を断熱するのが目的であれば、植物を育てることなく、夏の間だけ断熱コンクリートに水を給水すればよいのです。そして冬になると、断熱コンクリートであるガーデンクリートの空隙が、建物を通して内部から外に逃げる熱量が伝わる時間を遅くすることが出来ます。関連ブログ:「建物を冷やす断熱緑化コンクリート」7月14日撮影

オアシスⅡからの蒸発散量110 2026年07月11日

7月5日から11日までのオアシスⅡからの蒸発散量は3.7㍑/㎡・日、芝生からの蒸発量は2.3㍑/㎡・日、周囲からの蒸発量は1.4㍑/㎡・日、給水量は3.9㍑/㎡・日でした。今週は気温が上がったのに比例して蒸発散量が増えましたが、芝生からの蒸発量はほぼ同じでした。水や土からの蒸発量は気温に敏感に反応するのに対して、芝生からの蒸発量は独自のシステムに基づき蒸発することがわかります。

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昨年のブログを確認すると、オアシスⅡを室外機の上に移動したのが昨年の6月17日でした。「6月の新宿事務所」今年は7月も中旬を迎えようとしていますがオアシスⅡはまだベランダで直射日光に耐えています。下の写真は昨年の6月17日にオアシスⅡを室外機の上に移動した様子です。

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今年の東京は梅雨寒の気候が続きました。梅雨が明けて室温も25度を超えてきましたが、これからどのような夏の気候が待ち受けているのでしょうか?新宿事務所のベランダの気候の変化を体感しながら、オアシスⅡを室外機の上に移動するタイミングを見極めようと思います。

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                       7月11日撮影

建物を冷やす断熱緑化コンクリート 2026年07月06日

今年のヨーロッパは気温が35℃を超える猛暑日、40℃を超える酷暑日が続いているようです。そして緯度の高いヨーロッパの都市の多くは冷房設備が整っていないようです。当社で開発している断熱・緑化コンクリートシステムオアシスⅡや、立面型の断熱・緑化コンクリートシステムのフローラカスケードは、屋上や壁に設置して、水を保水することで建物を冷やします。景観を重視することで建物に冷房の室外機を設置することが難しいヨーロッパの都市では、オアシスⅡやフローラカスケードを設置することで建物を冷やすことが可能です。

IMG_2156.JPGP4080072.jpgオアシスⅡやフローラカスケードで使用されているガーデンクリートの熱伝導率は乾燥状態で0.18W/mK、保水状態で0.36W/mKです。これはコンクリートの熱伝導率1.6W/mKの1/10から1/4の数値です。そして建物を冷やすのが目的であれば、夏の間だけガーデンクリートに水を給水するだけでかまいません。そして冬になると乾燥したガーデンクリートの空隙が、室内から外に逃げる熱を断熱します。下のイラスト図をご覧ください。

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日本の場合ガーデンクリートでコンクリートの建物を保水・断熱することで、建物の内側の表面温度は夏は26℃、冬は20℃になります。これはコンクリートの内側の表面温度が夏は29℃、冬が18℃であるのと比べると、夏は平均で3℃低く、冬は平均で2℃暖かいことがわかります。

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建物を水で冷やす断熱緑化コンクリートガーデンクリートは、世界を見回して石積みやレンガ積みのヒートアイランド都市で活躍しそうです。関連ブログ:「オアシスⅡの保水性・断熱効果と給水計画のサイトがアップされました」 関連ニュース:「最高気温44度の世界では何が起こるのか?

オアシスⅡからの蒸発散量109 2026年07月04日

6月28日から7月4日までのオアシスⅡからの蒸発散量は2.8㍑/㎡・日、芝生からの蒸発量は2.2㍑/㎡・日、周囲からの蒸発量は0.6㍑/㎡・日、給水量は3.0㍑/㎡・日でした。今週も梅雨寒の天気の中ですべての数値が若干下がりました。

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今年の新宿事務所の6月の室内温度は、だいたい25度以下に収まりました。ヨーロッパやアメリカでは35度を超える高温の日が続いているようですが、ヒートアイランド東京は梅雨寒の中で6月を終えました。7月に入りそろそろ室温も25度のボーダーを超えようとしています。今年のヒートアイランド東京の夏はどのような気候になるのでしょうか?日本を囲む海水温度の変化が指標になりそうですね。

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オアシスⅡで育てている西洋芝も25度のボーダーを超えると、厳しい環境を迎えます。そろそろオアシスⅡも芝生が夏の厳しい気候の中で、少しでも育ちやすい場所に移動することを考えたいと思います。


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                       7月4日撮影

7月のフローラカスケード 2026年07月02日

7月に入り、浅草寺様境内のフローラカスケードには、夏から秋にかけての花インパチェンスを植えました。まずはこれまで育ててきたビオラの根鉢をカスケードブロックの穴から外しました。

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インパチェンスの根鉢をカスケードブロックの穴に挿入します。浅草寺様のフローラカスケードの穴の寸法はいくつかありますが、最終的に根鉢を灌水クロスで包み、直径9cmの穴に挿入するようにしています。P7010019.JPG

東京は夏至を過ぎて当面の間、太陽から降りそそぐ太陽光の強さも大きくなるので、それに合わせて灌水量も増やすように設定しました。

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ビオラと同じく3月に植えたツルニチニチソウはフローラカスケードで成長を続けています。今年の東京の夏はどのような気候になるのでしょうか?フローラカスケードで様々な植物を育てて10年以上が経過しました。これまでの経験や、新宿事務所で培った緑化ブロックでの芝生の生育経験を活かして、インパチェンスやツルニチニチソウがカスケードブロックの上で、元気に夏を過ごせるように見守ってゆこうと思います。7月1日撮影

桜ランも生きている40 2026年07月02日

6月1日から30日までのサクラランからの蒸発散量は0.88㍑/㎡・日、サクラランからの蒸発量は0.31㍑/㎡・日、水からの蒸発量は0.57㍑/㎡・日でした。6月は5月に比べて室温も低く推移しましたが、その中でサクラランからの蒸発量は5月よりも増えました。サクラランは気温が20度を超える環境の中で、活動も活発になり蒸発量も増えたようですね。

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今月からサクラランと水からの蒸発量に加えてサクラランからの水分蒸発散量のグラフ(茶色)も表記することにしました。このグラフを見るとサクラランからの蒸発散量は季節により変化するのがわかります。それに対して水からの蒸発量はコンスタントに推移していますね。

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サクラランからの水の蒸発量はペットボトル容器の半分を超えています。根も水面上に現れましたが、これから水中の根がどれだけ水を吸引していくのか見守ろうと思います。7月2日撮影


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