三佐和ブログ


ヒートアイランドの雨水の循環 2026年02月28日

オアシスⅡからの水分蒸発散量」のPDF資料がアップされました。ホームページの資料ダウンロードからご覧いただけます。水分蒸発散量とはその土地の地表からの水分からの蒸発量に、植物からの蒸発量を加えたものです。植物の生育が失われることで砂漠に変わるのは、土地からの水分蒸発散量の半分近くを占める植物からの水分蒸発量が失われ、大気中に放出される水分の蒸発散量が減り、大気中の飽和水蒸気量を満たすことが出来ず雨水の循環が失われるからでしょうね。

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新宿事務所のベランダに設置されたオアシスⅡからの蒸発散量を観察すると、芝生からの蒸発量がオアシスⅡ からの蒸発散量のほぼ半分を占めていることがわかります。コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京では、建物や舗装道路を構築しているコンクリート、アスファルト、土、そして地表の水からの蒸発だけでは大気中の飽和水蒸気を満たすことが 出来ません。植物が地中からの水を吸い上げて蒸発させることで大 気中の飽和水蒸気は満たされて雨水の循環が繰り返されるのですね。

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植物の生育が失われるとともに、都市機能が崩壊していった事例は過去の都市文明の歴史を見てもわ かります。ささやかな試みの積み重ねではありますが、これからもガーデンクリートで植物を育てヒートアイランドにオアシスを広めてゆこうと思います。写真はヒートアイランド東京のオアシス新宿御苑のラクウショウの気根とメタセコイアです。2月28日撮影

オアシスⅡからの水分蒸発散量94 2026年02月27日

2月21日から27日までのオアシスⅡからの蒸発散量は2.7㍑/㎡・日、芝生からの蒸発量は1.4㍑/㎡・日、そして周辺からの蒸発量は1.3㍑/㎡でした。今回は周辺の土や水からの蒸発量が少し増えたようです。

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コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランドでは、地表を覆うコンクリート、アスファルト、土からの水分蒸発量に植物からの水分蒸発量を加えた蒸発散量がいかに大事であるかは何度もブログでお話ししてきました。オアシスⅡからの蒸発散量を見ても、芝生からの蒸発量がオアシスⅡからの蒸発散量のほぼ半分を占めています。

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コンクリート、アスファルト、土、そして地表の水からの蒸発だけでは大気中の飽和水蒸気を満たすことが出来ずに、やがて雨水の循環は失われてしまいます。植物が地中からの水を吸い上げて蒸発させることで大気中の飽和水蒸気は満たされて雨水の循環が繰り返されるのですね。

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植物の生育が失われるとともに、都市機能が崩壊していった事例は過去の都市文明の歴史を見てもわかります。新宿御苑の野芝は地中の土から水を吸い上げて大気に蒸発させることで都市の雨水の循環を支えます。2月27日撮影

サクラランも生きている37 2026年02月23日

1月25日から2月23日までのサクラランからの水分蒸発量は1.38g、一日当たり0.046gの蒸発量でした。今回も前回の測定に続きサクラランからの蒸発量は増えました。

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2月も下旬に入り新宿事務所の室温も寒さの底をついたようです。サクラランからの水分蒸発量は、周囲の気温や湿度に比例して動いているようですね。

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熱帯育ちのサクラランは、熱帯の環境に耐えられるように葉に厚みがあり、水分を蓄える量も温帯の植物より多いようです。植物は自分が置かれている周囲の環境に適合できるように体を作ってゆくようですね。

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                       2月23日撮影

オアシスⅡからの水分蒸発散量93 2026年02月20日

2月14日から20日までのオアシスⅡからの水分蒸発散量は2.9㍑/㎡・日、芝生からの蒸発量は1.8㍑/㎡・日、周囲からの蒸発量は1.1㍑/㎡・日でした。今週は暖かい日が続き、オアシスⅡの土や水、そして芝生からの水分蒸発量も増えたようです。

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先のブログでもお話ししましたが、蒸発散量には基準蒸発散量と実蒸発散量があります。オアシスⅡには定期的に水を供給しているので基準蒸発散量で芝生は育っています。東京の基準蒸発散量は年間値でおよそ2.7mmから3.3mmのようです。今週のオアシスⅡからの測定値は2.9mmなのでこの数値の範囲ですね。一方で休眠中の新宿御苑の野芝は自然灌水なので実蒸発散量の水が蒸発しています。その値は1.4mmから2.2mmのようです。「基準蒸発散量と実蒸発散量

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人間の手による給水でオアシスⅡの西洋芝はヒートアイランド東京の冬を乗り越えようとしています。新宿御苑の野芝も休眠中ですが、少しずつ動き始めているようですね。もうすぐ3月です。そろそろ芝刈りと種蒔きの準備を始めようと思います。

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                        2月20日撮影

オアシスⅡからの水分蒸発散量92 2026年02月13日

2月7日から13日までのオアシスⅡからの水分蒸発散量は2.3㍑/㎡・日、芝生からの蒸発量は1.5㍑/㎡・日、周囲からの蒸発量は0.8㍑/㎡・日でした。今週は周囲からの蒸発量がほぼ同じだったのに対して芝生からの蒸発量が少し減ったようです。。

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立春も過ぎて、東京は一番寒い季節を迎えています。その中でオアシスⅡの土、水は周囲の気温に敏感に反応しています。これから徐々に気温が高くなるにつれてオアシスⅡの土や水からの水分蒸発量も変化することと思います。その中で芝生からの水分蒸発量はどのように変化するのでしょうか?気温に対する芝生からの蒸発量の変化が楽しみです。

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                       2月13日撮影

2月のベランダガーデニング 2026年02月10日

一昨日の雪でマンションベランダのカスケードブロックで育てているビオラも雪で覆われましたが、雪が溶けて元気な姿を現しました。ビオラは冬の寒さに強い植物ですね。下の写真のビオラは東向きのベランダで育てています。冬の間は風の通りがよく常に北風にさらされています。光も午前中当たるだけですが、厳しい環境に耐えて美しい花を咲かせ続けています。

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一方で下の写真は、南向きのベランダの室外機の上のカスケードブロックで育てているビオラです。一日中日差しが当たる環境で、花がフックラ咲いていますね。同じベランダでも風や光の当たり具合でビオラの成長は違うようですが、それぞれのビオラはカスケードブロックに支えられながら冬を過ごしています。

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同じく南向きのベランダの室外機の上では、ミニシクラメンとサクラソウが手作りフラワーポットの中で暖かい日差しを浴びて心地よさそうですね。

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ベランダに受け皿を置いて二つ穴のプランターブロックで育てているミスキャンタスは、日差しが直接当たらない寒い中で元気に育ち続けています。

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                       2月10日撮影

2月の新宿事務所 2026年02月07日

2月に入り東京は一年を通して気温が一番低い季節を迎えています。その中で新宿事務所のベランダでは熱帯地方の植物であるアレカヤシが、寒さに立ち向かっていました。アレカヤシは直射日光の当たらない室外機の上から、午後になると日差しが当たるベランダに移動させたところ小さなフラワーポットに支えられながら元気を取り戻したようです。

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同じく室外機の上からベランダに移したオアシスⅡの西洋芝も冬の日差しを浴びて元気です。西洋芝は夏は直射日光の当たらない室外機の上に避難させて、秋から冬、春にかけては直射日光の当たるベランダで育てるのが良いようです。食べるのをためらって放置したケールもカスケードブロックに支えられながら元気です。

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室内ではベランダより暖かい環境で、コーヒーやパキラが、同じく小さな手作りフラワーポットに支えられながら静かに時を過ごしています。植物にはそれぞれ生きるのに適した気温や湿度がありますが、そのバランスが少し崩れても生き続けるるたくましい生命力があるようです。

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それでも人の都合で作られたヒートアイランドの中で、植物たちが生き続けられるように植物の周囲に気を配りながら環境を整えることが大事ですね。2月7日撮影

オアシスⅡからの水分蒸発散量91 2026年02月06日

1月31日から2月6日までのオアシスⅡからの水分蒸発散量は2.9㍑/㎡・日、芝生からの蒸発量は2.0㍑/㎡・日、周囲からの蒸発量は0.9㍑/㎡・日で先週とほぼ同じ値でした。昨日のブログでもお話ししましたが新宿事務所のベランダで測定しているオアシスⅡからの水分蒸発散量は基準蒸発散量です。オアシスⅡへは週一度の給水が続いていて、芝生は常に水を吸収することが出来ます。「基準蒸発散量と実蒸発散量

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これまで定期的にオアシスⅡへ給水を続けることで分かったことですが、人為的に常に水が満たされているオアシスⅡからの蒸発散量は、数値的に熱帯地方の実蒸発散量に似ていました。

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コンクリートジャングルとアスファルト砂漠に覆われたヒートアイランド東京で芝生を育てるオアシスⅡに、熱帯地方の雨水の循環環境を持ち込むことで芝生は元気に生育を続けています。2月6日撮影

基準蒸発散量と実蒸発散量 2026年02月05日

先のブログでオアシスⅡの年間平均の水の蒸発散量は測定した結果3mm/㎡・日だとお話ししました。「東京の水分蒸発散量」蒸発散量には基準蒸発散量と実蒸発散量というものがあります。基準蒸発散量とは芝生が十分に水をもらっている理想状態で気象条件だけで決まります。その量は年間で1000mm~1200mm、1日当たり2.7mmから3.3mmで、オアシスⅡの蒸発散量3mmはこの基準蒸発散量に該当します。

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実蒸発散量とは実際の土地・植生・土壌水分を反映して乾燥すると下がります。温帯で年間500mm~800mm、1日当たり1.4mm~2.2mm前後のようです。同じく先のブログでお話しした新宿御苑の休眠中の野芝からの蒸発散量を想定すると1日当たり1.4mm~2.2mmになりそうですね。「2月の新宿御苑

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参考までに気候帯別に実蒸発散量を列記すると寒帯100mm~300mm,温帯500mm~800mm,亜熱帯700mm~1000mm,熱帯800mm~1200mmです。オアシスⅡからは熱帯とほぼ同じ蒸発散量が人間の手で作り出されています。実蒸発散量で生命を維持する御苑の野芝のたくましさを感じます。2月5日撮影

2月の新宿御苑 2026年02月04日

今日2月4日は立春です。千駄ヶ谷門の近くの遅咲きの白梅も花を咲かせ始めました。御苑ではまず台湾閣から日本庭園にかけての白梅、紅梅が咲き始め、それから千駄ヶ谷門近くの白梅が咲くパターンがあるようですね。

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今週の東京はこれから暖かくなり週末にかけて再び気温が下がるようです。日本周辺は当面の間、北からの高気圧が優勢を保ちながら南からの高気圧とのせめぎあいが続くようですね。今朝は下ノ池の薄氷も溶けていました。

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芝生の広場の野芝はまだ休眠中です。休眠中の芝からの水分蒸発量はわかりませんが、活動を続けている西洋芝よりは少ないと思います。そして東京の位置する温帯・中緯度の緑地を含む都市近郊からの水分の蒸発散量は、地面や水面、そして緑化面積を合わせておよそ2㎜~3㎜/㎡・日と予想されます。

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以前のブログでもお話ししましたが東京の年間降雨量はおよそ1600mm,1日当たり4.4mmです。年間蒸発散量が2~3mmということは、降雨量が蒸発散量を上回るので東京の雨水の循環は保たれています。そして蒸発散量を上回った雨水は地中に保水されて植物が生育する環境も保たれます。2月4日撮影


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