| 断熱コンクリートとしてのフローラカスケード | 2026年07月15日 |
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浅草寺様の境内に設置されたフローラカスケードでは夏場の設定として4.6㍑/㎡・日の水を灌水しています。そして東京の夏の蒸発散量はおよそ4㍑から5㍑/㎡・日です。
境内にフローラカスケードを設置させていただき10年以上の年月が経過しました。この10年の間にビオラ、インパチェンスを始めとして様々な植物を育てました。そして四季のある東京では季節に合わせてフローラカスケードで育てている植物への灌水量も調整しています。
植物を育てる緑化コンクリートとしてのフローラカスケードの機能と灌水計画が、断熱コンクリートとして応用されることが期待されています。何度もお話ししていますが、断熱材は熱量が建物に伝わる時間を遅くすることはできますが、熱量を下げることはできません。建物を水で冷やすことで気化熱の働きを利用して、建物に伝わる熱量を下げることが出来るのです。
建物の被覆材としての断熱コンクリート、フローラカスケードを通して水を伝えることで、直射日光から建物に伝わる熱量を下げることが出来るのです。また建物を断熱するのが目的であれば、植物を育てることなく、夏の間だけ断熱コンクリートに水を給水すればよいのです。そして冬になると、断熱コンクリートであるガーデンクリートの空隙が、建物を通して内部から外に逃げる熱量が伝わる時間を遅くすることが出来ます。関連ブログ:「建物を冷やす断熱緑化コンクリート」7月14日撮影