| 基準蒸発散量と実蒸発散量 | 2026年02月05日 |
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先のブログでオアシスⅡの年間平均の水の蒸発散量は測定した結果3mm/㎡・日だとお話ししました。「東京の水分蒸発散量」蒸発散量には基準蒸発散量と実蒸発散量というものがあります。基準蒸発散量とは芝生が十分に水をもらっている理想状態で気象条件だけで決まります。その量は年間で1000mm~1200mm、1日当たり2.7mmから3.3mmで、オアシスⅡの蒸発散量3mmはこの基準蒸発散量に該当します。
実蒸発散量とは実際の土地・植生・土壌水分を反映して乾燥すると下がります。温帯で年間500mm~800mm、1日当たり1.4mm~2.2mm前後のようです。同じく先のブログでお話しした新宿御苑の休眠中の野芝からの蒸発散量を想定すると1日当たり1.4mm~2.2mmになりそうですね。「2月の新宿御苑」
参考までに気候帯別に実蒸発散量を列記すると寒帯100mm~300mm,温帯500mm~800mm,亜熱帯700mm~1000mm,熱帯800mm~1200mmです。オアシスⅡからは熱帯とほぼ同じ蒸発散量が人間の手で作り出されています。実蒸発散量で生命を維持する御苑の野芝のたくましさを感じます。2月5日撮影