三佐和ブログ


成層圏に注入された水ついて 2025年11月03日

先のブログで2022年1月15日に南太平洋フンガトンガのフンガパアパイ海底火山の噴火で成層圏に注入された水につてお話ししました。(成層圏への水の注入)この時に注入された水量は成層圏中の空気の5~10%の量になるようです。この数値をもとにしてフンガパアパイ海底火山の噴火により増えた空気中の水蒸気量の変化を表にしましたのでご覧ください。

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噴火により増えた水蒸気量を黄色のマーカーで表しました。成層圏中の最大値で0.04~0.08%の水蒸気量が増えたようですね。この数値を大気中の二酸化炭素Co₂との比較でみますと大気中の二酸化炭素の量がおよそ0.04%であるのに対して、成層圏に注入された水蒸気の増加量が最大値で0.04~0.08%。二酸化炭素と水の比重を加味した計算値では、比重の重い二酸化炭素が0.06%,そして水蒸気は同じ数値の0.04~0.08%の増加量になります。

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日本のはるか南の海上で起こった海底火山の噴火で、一瞬のうちに大気中の二酸化炭素と同等以上の水蒸気が大気中に注入されたことは驚くべき事ですね。この現象が最近の日本近海の海水温の変化や夏の気温上昇に影響している要因の一つなのかもしれませんね。地球の営みが創り出す自然現象のスケールの大きさを感じます。参考ブログ:「さらにヒートアイランドにオアシスを!」「成層圏への水の注入


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