三佐和ブログ


4月のベランダガーデニング 2025年04月29日

ゴールデンウイークが始まりました。四月の初めにカスケードブロックに植えた植物たちもマンションのベランダで元気に育っています。下の写真はビデンスキャンプファイヤーレモンシロップとメネシアフェアリーシュシュです。

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ベランダの室外機の上に置いたカスケードブロックでは、ミントとトチャーピルが大きくなってきました。ミントは逞しくしぶといハーブです。

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新宿事務所のベランダでは、カスケードブロックに植えたケールが食べごろを迎えていますが、せっかく育ったケールを食べるのにためらいを感じます。

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先のblogでもお話ししましたが東京は、ゴールデンウイークの間に初夏の気候に変わります。季節の移り変わりを感じながら、植物たちへの水やりを続けようと思います。4月29日撮影

芝生からの水分蒸発量50 2025年04月25日

4月12日から25日までのオアシスⅡからの水分蒸発量は2.8㍑/㎡・日、芝生からの水分蒸発量は0.9㍑/㎡・日、そしてオアシスⅡ周囲からの蒸発量は1.85㍑/㎡・日でした。今回はどの数値も前回と比べて下がりました。

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週末から始まるゴールデンウイークを前にして、芝生からの水分蒸発量は下がりましたが、春から初夏にかけての季節の移り目を迎えていることに気を付けて、芝生が枯れないように水位の変化を見守ろうと思います。

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先週末に刈った西洋芝から新しい葉が伸びてきました。葉が伸びる速さが早いようです。4月25日撮影

サクラランも生きている27 2025年04月24日

3月26日から4月24日間までのサクラランからの水分蒸発量は2.4g,一日当たり0.08gの水分蒸発量で、春分の頃までの測定値よりも1日当たり0.023g増えました。

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春分を過ぎたころから気温は昨年と同じように、上昇モードに入ったようです。昨年と比べて今年の新宿事務所の冬は少し寒かったようですね。

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サクラランの葉からの水分蒸発量は気温の上昇につれて増えてきました。そしてサクラランの葉も少しづつ大きくなっているようですね。

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                      4月24日撮影

成層圏への水の注入 2025年04月20日

島はどうしてできるのか」前野深著Blue Backsを読みましたが、最後に驚く話が記述されていました。2022年1月15日に発生した南太平洋フンガトンガ・フンガパアパイ海底火山の噴火では5000万トンあるいは1億トンの水が成層圏に注入されたとのことです。これは成層圏全体に含まれている水の約5%から10%に相当するそうです。(239ページ)成層圏とは地表から約10㎞から50㎞の高度にある層です。そしてこれだけ大量の水が高層大気に短時間のうちにインプットされた事例はいまだかつて知られておらず、さらにそれが定量的に推定されたのは史上初めてのことだそうです。(240ページ)

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最近、暑い日(気温が25度以上の夏日)の空気が,これまでと違うことを肌で感じます。空気が肌にまとわりつくような暑さを感じるのです。この感覚はヒートアイランド東京に暮らしていても、これまであまり感じたことがありませんでした。まだ4月の気候でこのような暑さを感じていますが、これから先、初夏、梅雨を過ぎてどのような気候になるのか気になります。大気中の水蒸気が増えるということは、雨水の循環が活発になり降雨量が増えたり温室効果の影響も増えて気温が上がり、地球上で活動する生物には良い影響を与えそうですが、15度から25度の間の気温で快適に生活する人間にとっては不都合な環境になりそうですね。今年も熱い夏を過ごすことになるのでしょうか? 関連ブログ:想定以上に速い地球温暖化

芝生からの水分蒸発量49 2025年04月19日

4月12日から18日までのオアシスⅡからの水分蒸発量は3.2㍑/㎡・日、芝生からの蒸発量は1.1㍑/㎡・日、周囲からの蒸発絵用は2.07㍑/㎡・日でした。今回もオアシスⅡの土や水、そして周囲の水の蒸発量は大きく変化しましたが、芝生からの水分蒸発量には大きな変化が見られませんでした。

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4月も終盤を迎え、もうすぐゴールデンウイークが始まります。東京はゴールデンウィークを境にして初夏の気候に変わります。それでなくても最近の東京は急に気温が高くなる傾向が見られます。これからは芝生からの水分蒸発にさらに気を付けて、春から初夏への気候の変化に対応しようと思います。

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久しぶりに芝を刈りました。芝を刈ったことがこれからの芝生からの水分蒸発に、どのような影響を及ぼすか注意深く見守ろうと思います。4月19日撮影

カスケードブロックに春の花を植える 2025年04月13日

4月になり東京のベランダも春を迎えたのでカスケードブロックフローラの花を植え替えました。

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植えた花はビデンスキャンプファイヤーレモンシロップ、ネメシアフェアリ-シュシュです。

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室外機の上のカスケードブロックにはミントやチャービルを植えました。ミントやチャービルはお料理にも使えます。

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 これから春の明るい日差しに包まれて、植物が成長するのが楽しみですね。4月13日撮影

芝生からの水分蒸発量48 2025年04月11日

4月5日から11日までのオアシスⅡからの水分蒸発量は3.2㍑/㎡・日、芝生からの水分蒸発量は1.1㍑/㎡・日、オアシスⅡ周囲からの水分蒸発量は2.07㍑/㎡・日でした。今回の測定でもオアシスⅡの土や周囲の水のからの蒸発は気温や湿度の変化に敏感に反応していますが、芝生からの水分蒸発量には大きな変化が見られませんでした。

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何回もブログでお話ししましたが芝生は葉から水分が蒸発することで、茎に吸引力が働きその力が根に伝わって周囲の土から水を吸い上げる仕組みがあります。芝生は葉から水分を蒸発させることで、表面温度を調節して太陽光エネルギーから自らを守ります。芝生は太陽光エネルギーを利用することで独自の水の循環を作り出します。

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芝生をはじめ、地球に存在する生物は太陽に支えながら、それぞれの生命を保つ仕組みを作り出しているようですね。4月11日撮影

花まつり 2025年04月08日

今日4月8日は花まつり、お釈迦様の誕生日です。浅草寺様の境内ではお釈迦様が白い象に乗って、天上天下唯我独尊のポーズをとられていました。

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フローラカスケードのビオラやミスキャンタスも冬の寒さを乗り越えて、花まつりに合わせてお釈迦さまや観音様に元気な姿をお見せしています。

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東京の気温も高くなり、植物たちが春の目覚めを迎えています。浅草寺様の境内でフローラカスケードで様々な植物たちを育てて10年以上が経ちました。

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寒暖差のある日本の気候で10年以上にわたり植物の根を支えてきフローラカスケードですが、次はこれまでの経験を生かして紫外線が強い高温の気候でも様々な植物を育ててみたいですね。4月8日撮影

フィトンチッド 2025年04月05日

新宿事務所の机の上で、サクラランの水分蒸発量を測定していますが、面白いことに気づきました。サクラランからの水分蒸発量の測定には、同じ容器を2個使用しています。ひとつの容器にはサクラランを入れて、もうひとつの容器には水だけを入れて、それぞれの容器からの水分蒸発量を計量しています。測定は昨年の10月の終わりから始めて、これまで水を変えたことがありません。

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容器をよく見ると、水の蒸発を測定している容器の周囲には、藻のようなものが発生しているのですが、サクラランを育てている容器には藻の発生が見られません。上の写真は藻が発生した水の蒸発量を測定している容器です。そして下の写真は根が水中に伸びた、サクラランからの水分蒸発を測定している容器です。

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植物には自らを周囲の微生物から守るフィトンチッドという働きがあるようです。サクラランも化学物質を根から体外に出して、水中の微生物の発生を抑制しているようですね。

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サクラの木の周囲には芝生が生えにくいようですが、これは日陰だけの問題ではありません。サクラも周囲に化学物質を放出して、芝生の侵略を抑えているようですね。今、新宿御苑では様々な桜が咲き乱れています。4月5日撮影

芝生からの水分蒸発量47 2025年04月04日

3月29日から4月4日までのオアシスⅡからの水分蒸発量は2.5㍑/㎡・日、芝生からの水分蒸発量は1.1㍑/㎡・日、周囲からの水分蒸発量は1.42㍑/㎡・日でした。今回の測定中、東京の気温は急に低くなり、それにつれて土や水からの水分蒸発は気温や湿度に敏感に反応して下がりました。250404レイアウト.png

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それに対して芝生からの水分蒸発量は若干増えました。やはり芝生は周囲の気温や湿度の変化に反応しながらも、独自の水の循環システムに従いながら水分の蒸発を行っているようですね。

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来週から東京は、ようやく本格的な春の気候を迎えるようです。冬の間に伸び放題にしてきた芝もそろそろ刈ろうと思います。4月4日撮影


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