三佐和ブログ


花曇りとブミコン舗装 2013年03月30日
今年の東京は3月中旬に気温が急に上昇したせいで桜の開花が早まりましたがその後、気温が下がり花曇りの日が続き、例年よりも長い間美しい花を眺める事が出来ました。あ展が開催されている21_21 DESIGN SITEのある六本木ミッドタウンガーデンでも、先週のメンテナンスで訪れた時見た桜がまだ満開でした。
IMG_05381.JPG

その中で今週は浅草寺様境内、宝蔵門前でブミコンの舗装をさせていただきました。ここは、門の屋根に降った雨水が直接地面に流れ込む場所です。そこでブミコンに使用する砂利を大きくするなど工夫して透水性を高めました。
IMG_05201.JPG


3月下旬から四月上旬にかけての花曇りの日は、ブミコン舗装には最適な気候です。昼間の気温も10度を上回り風も北風から湿気を含んだ南風に変わります。曇りの日は太陽光も直接当たらず、施工直後のブミコンも表面の水の蒸発量が減るので、じっくりと硬化する事が出来ます。

IMG_04911.JPG

境内の桜も風が吹くとブミコンの表面に舞落ちて風情を感じます。浅草寺様ではこれから4月から5月にかけて仏生会(花まつり)、白鷺の舞、宝の舞、など様々な行事が続きます。 3月29日撮影

3月の風のガーデン 2013年03月21日
文京区の建物テラスにあります風のガーデンも緑化ブロックと自動灌水システムお水番の上で植物を育てて1年がたちました。今月風のガーデンにやってきた花はパンジーです。花言葉は「物思い、思慮深い、心の平和、思想」だそうですね。

IMG_02561.JPG
風のガーデンは名前の通り一年を通して風の通りが良く、春から秋にかけては南から風が吹き、冬の間は北からの風が通り抜けます。ここにきて風も南からの風に変わり気温が上がるにつれて休眠していた草木や球根たちも活発に動き始めたようです。

IMG_02651.JPG
風のガーデンでは1日当たりの灌水量を約3mmに設定してきました。1年に換算すると約1000mmの灌水量です。一年を通して風の通りが良い都内のコンクリートジャングルで、芝生やタイムやカモマイルなどのハーブはもちろん、季節の花々、ユキヤナギ、ハギ、ライラック、オオヤマレンゲ等の木々が咲き続けるオアシスを作ることが出来たことは大きな喜びです。来月から風のガーデンも2年目の春を迎えます。
IMG_02481.JPG
                                                                       3月19日撮影
スプリンクラー住宅 2013年03月15日
今週は隆設計様のお仕事で神奈川県横浜市に新築中の住宅の周囲をガーデンクリートとブミコンで舗装させていただきました。スプリンクラー住宅は屋根から水を流して建物を冷やす仕組みの住宅で、流れた水は周囲を囲むガーデンクリートやブミコンに保水されて、地面からの照り返しの熱も抑えるという画期的な仕組みです。庭や犬走りは保水性の高いガーデンクリートで舗装しました。保水されたガーデンクリートとコンクリートやアスファルトでは、夏の日中の照り返し温度が15℃ほど低く抑えることが出来ます。ヒートアイランド対策に
IMG_0116.JPG
カーポートは耐摩耗性に優れたブミコンで舗装しました。保水されたブミコンもコンクリートやアスファルトと比べると、真夏の日中の照り返しの温度を10℃以上低く抑えることができます。ブミコンとコンクリート・アスファルトとの温度比較.pdf
IMG_0144.JPG
ALCパネルや断熱材は素材の内部に空隙を設けることで、熱が伝わる時間を遅くすることが出来ますが、熱を下げることはできません。ガーデンクリートやブミコンは素材の内部にある水が蒸発することで温度を下げることが出来ます。1gの水が気体に変化するためには約540cal熱量が必要です。その熱量をガーデンクリートやブミコンの周囲から奪うことで気化冷却が起こり周辺温度が下がる仕組みです。 関連ブログ:輻射熱と体感温度 3月14日撮影
啓蟄に虫を見る 2013年03月07日
3月5日は二十四節季啓蟄でした。その翌日の朝、ベランダに面した室内で今年初めて団子虫をみかけました。ベランダで育てている西洋芝の中に眠っていた団子虫が動き出したのかもしれません。偶然とはいえ、自然とともに暮らしながら築き上げてきた昔の人々の暦には意味がありそうですね。PIOのテラスでも球根の芽が出始めています。
IMG_00731 (1).JPG

大田区産業プラザPIOのテラスでは、緑化ブロックと自然灌水システム「お水番」を組み合わせて様々な植物を育てています。最初に設置した庭は5年目の春を迎えています。ここではひと月に一度、約250㍑の水を灌水タンクに貯水して灌水しています。1日当たりの灌水量は約4㍑/㎡です。年間灌水量は1440㍑/㎡で、東京の年間降雨量1530mmに近い数値ですね。
IMG_00731 (2).JPG
緑化ブロックと自然灌水システムお水番があれば世界各地で、その土地の環境に見合った灌水量を設定することで、コンクリート、アスファルト、砂漠はもちろん土の上でも様々な植物を育てることが出来ます。啓蟄になると虫が活動を始めるように、植物もその土地の自然環境が作り出す水量で生命をつないでいるようです。自然の法則性を感じますね。3月5日撮影
ガーデンクリートを庭に施工すると? 2013年03月01日
今週は千葉県市川市にお住まいのお客様の庭にガーデンクリートを施工しました。庭は東に面していて朝日を浴びて植物が元気に育つ環境です。お施主様は庭に防草シートを張って砂利をまいて雑草の発生を防ごうとしましたが、昨年の夏は、防草シートと砂利を突き抜けて植物が元気に伸びてきたそうです。まずは防草シートとはがして敷いてあった砂利を取り除きました。

IMG_0272.JPG


ガーデンクリートは緑化基盤として植物が育つために縁の下から植物を支えますが、ガーデンクリートを施工すると土から植物が育つことも防げます。おそらくガーデンクリートを施工すると土に太陽光が届かずに植物たちも光合成が出来なくなることが大きな要因でしょうね。ガーデンクリートは現場施工なので、現場に合わせて様々な仕上げが可能です。

IMG_03181 (1).JPG

ガーデンクリートは空隙があり保水性能もあるので、太陽光が反射して発生する輻射熱もコンクリートやアスファルトよりも低く抑えることが出来ます。夏でもガーデンクリートに水をまくと土に近い表面温度を保ちながら、雑草が生えず、埃も立たず快適に過ごすことが出来ますね。
IMG_03181 (2).JPG
        ガーデンクリートは植物を育てる環境を作るとともに植物が育たない環境を作ることも出来ます。
IMG_03181 (3).JPG
                                                            2月28日撮影 関連ブログ:光合成と芝生の成長


TOP